「はるーーー!!!起きなさーーーい!!」 4月1日の朝、私はマミちゃんの大きな声で目を覚ました。 私は河内はる子、15歳!女! そして今日は高校の入学式なの。 慌ててリビングへ向かう。 「はる、おはよ♪」 「マミちゃん、おはよう!」 マミちゃんは、私のたった1人の同居人!お父さんの妹で私のおばさん。遠く離れた外国で働いているお父さんの代わりに、私にたっぷり愛情を注いでくれるの。