てーか、てかてかっ、
良い加減退けよッ!?
夢「ね、也」
也「あ…何よ?」
私って、つくづく可愛くねーなっ!
夢「俺、このまま、襲っちゃっても良いかな?」
………はッ!?
也「な、な、何を考えてんのよぉっ!!退けっ、まず初めに退いてよ!」
イヤダイヤダイヤダぁ!
何が悲しくて、兄からヤられないかんのじゃ!!
夢「ん~…駄目?」
駄目の前に無理っ!
也「駄目!絶対駄目!」
夢「そっかぁ…残念。
じゃ、今日は、これで良いや♪」
チュッ
ち、チュッ?
夢「はいっ♪也のキスゲットしました~♪」
キス…?
キス?鱚?
也「な、な、な…」
嘘でしょ…?
夢「イヤだった?」
うん、超イヤ!
言いたい。イヤだったって、ちゃんと言ってやりたい。
でも、何で?言葉は喉まで来てるのに、声に出来ない。
也「っっ…」
夢「な、也っ?」
やばーい…なんか、悲しい。
也「ゆ、めの…馬鹿ぁーっ」
バンッとドアを開けて礼お兄ちゃんが入って来た。
礼「夢、お前っ…」
この雰囲気の方が…やばくない?
夢「やっちゃったよ…」
