私は…、キタナイ人間なんだよ。
人に、愛されちゃイケナイ人間なんだよ。
だから、誰も私を愛さないで?
傷付くのは…私なの。
傷付きたくないの。
もう…イヤなんだよ。
大好きな人がイナクナルのは…。
礼「也の過去に何があっても、俺は也を受け止める自信があるよ」
その自信は何処から湧いてくるんだ?
也「(ニコッ)気持ちだけで十分だよ♪」
ニッコリ笑うと、礼は少し顔を赤くしてハニカんで笑った。
礼「也には、敵わないな」
―――――
それから、私は、ショッピングモールの中に入り、服を探す。
也「うーん」
迷う。迷う。超迷う。
デニムの短パンに、フリルが着いたノースリーブにしようか…、
淡いピンク色の姫系のワンピースにしようか…
也「ね、礼。どっちが良い?」
礼「ん?これ」
これっ…て…!!
也「ばばばば、ばばシャツだとぉッ!?」
礼…、センス悪っ!!
夢でも連れて来れば良かったよ…。
礼「也は似合うよ、ばばシャツ」
に、似合ってたまるか!
也「礼の馬鹿ッ」
私は礼を放置して、また悩む。
うー、ん。
鈴宮先輩はどっちが良いんだろ…?
