4人姉妹は4人兄妹ッ!?




私は…、キタナイ人間なんだよ。

人に、愛されちゃイケナイ人間なんだよ。


だから、誰も私を愛さないで?


傷付くのは…私なの。


傷付きたくないの。


もう…イヤなんだよ。


大好きな人がイナクナルのは…。



礼「也の過去に何があっても、俺は也を受け止める自信があるよ」

その自信は何処から湧いてくるんだ?


也「(ニコッ)気持ちだけで十分だよ♪」

ニッコリ笑うと、礼は少し顔を赤くしてハニカんで笑った。


礼「也には、敵わないな」


―――――



それから、私は、ショッピングモールの中に入り、服を探す。


也「うーん」

迷う。迷う。超迷う。


デニムの短パンに、フリルが着いたノースリーブにしようか…、
淡いピンク色の姫系のワンピースにしようか…


也「ね、礼。どっちが良い?」

礼「ん?これ」


これっ…て…!!


也「ばばばば、ばばシャツだとぉッ!?」

礼…、センス悪っ!!


夢でも連れて来れば良かったよ…。


礼「也は似合うよ、ばばシャツ」


に、似合ってたまるか!


也「礼の馬鹿ッ」

私は礼を放置して、また悩む。


うー、ん。


鈴宮先輩はどっちが良いんだろ…?