つまり、私はそれを避けたいのよ!!
也「いや~、礼サン?私ね…目立つの嫌い何だよね?うん」
礼「…俺がいなくても、也は十分目だってると思うけどな。」
何よソレ!何が言いたいのよ!
也「ふんっ。とにかく、私は一人で行きたいのよっ!!」
礼「俺は也と行きたい」
お前の願望なんか知るかーっ!!
「あれ?…也ちゃん?」
…こ、この声はっ、
也「すす、す、鈴宮先輩っ!?」
な、何故っ!?
明日が試合なら、普通、前日は練習でしょ!?
飛鳥「…也ちゃん、その人…彼氏?」
その人?
あ゛ッ!!!!
この礼の野郎、まだ手、繋いでやがる~っ!!
也「い、いいえっ!!これは兄です!」
礼の手を振り払おうとしたが、逆に強く捕まれて取れなくなってしまった。
礼「也がお世話になってるみたいで、どうもすいませんね?学校の先輩の鈴宮さん」
どんな挨拶しとんじゃ、ボケェ!!
学校の先輩を強調するなよー!
飛鳥「兄妹仲が良いんですね?あ、お世話になってるのは僕の方で…。也は、毎回毎回、部活の応援に来てくれていて、僕も頑張れますよ」
