桜色タイムカプセル

放送から流れたこの声は、私たちの勝負の合図となった。



「目指せ、優勝!」



実行委員が声をかけた。



それから私たちは、お客さんがくるまで退屈していた。



意外と、迷路でリタイアしている人が多いみたいだ。



開始から2時間、やっとの如く最初のお客さんが喫茶に入ってきた。



それから行列ができ、私たちのクラスが有利にポイントを稼いでいた。



午後になれば、少し人も空いてきて、私とかいくんの休憩時間が設けられた。



私はメイド服のまま、かいくんと飲食店を回っていく。