桜色タイムカプセル

かいくんが裏方に決まった時は、隣でいいなー、とつぶやいたり、かいくんを横目でチラ見したりした。



それはそれで、かいくんもドヤ顔を決めてきたから、更に私の羨ましさが湧き上がった。



「はい、でーきたっ」



サイズを測ったまま、衣装を作るだなんて、相当器用な女の子たち。



後ろでミシンを素早く利用している女の子が、出来上がったメイド服を私に渡してきた。



無言で来てみろオーラがすごかったので、私は女子更衣室に移動した。



「あ、谷口さんも終わってたんだ」



更衣室に入れば、ワンピースに苦戦している谷口さんがいた。