桜色タイムカプセル

今度は指を2本立てた。



「ふたーつ!性格男よりー」



そして最後に、3本指を立てた。



「みーつ!こいつはバケモノです」



「誰がバケモノじゃい、好きな子にフラれたくせに」



谷口さんが、また高橋くんの足を蹴る。



再び、私たちは目を点にして驚いていた。



さっきは、谷口さんが高橋くんを蹴ったことに驚いた。



けど、今は違う。


「ま、まさか……高橋に、好きなヤツがいたとは……」



「ま、まさか……高橋くんが、フラれたとは……」



「いやー、残念残念っ」



かいくん、私、そして畳み掛けるのは谷口さん。