桜色タイムカプセル

今日は浴衣に合わせるために、緩いポニーテールにしてみたんだー。



かいくんの前では、髪の毛結んだことないからな、珍しいんだろうね。



「かいくん!かいくん!着いたよ!着いたよ!」



目にいっぱい広がるのは、石の階段の上にある神社の近くで開かれている屋台に、老若男女関係無くいるたくさんの人。



綿あめに、りんご飴に、焼きそば!



美味しそうな香りと、その雰囲気が私の食欲をそそる。



「かいくん、何から食べる?」



今にでもヨダレが垂れそう。



「お前は食べに来たんか」



横でかいくんは、呆れた顔で笑っていた。