桜色タイムカプセル

私のテンションが下がったら、今度はかいくんが動き出した。



時計を睨みつけ、私の腕を引き館内を走り抜ける。



「おおー、特等席ゲット」



連れてこられたのは、デカデカとイルカショーと書かれている会場。



真ん中あたりの席に2人で腰掛け、開始まで待つ。



水がかかるかかからないかの、微妙な席に私たちは笑い合った。



「みなさーん、こんにっちはー!」



始まりの言葉は、元気で明るいお姉さんの声で。



そこからイルカの演技が、次々に披露された。



「んー!楽しかったー」



イルカショーも終わり、お昼休憩を挟む。