貴方に出会えて私の毎日は、輝きだしたんだよ。















"恋がしたい"


そう映し出されている携帯のディスプレイを眺め、ため息を吐く。


1日する事もなくあっという間に4時を過ぎた頃、ヒマな時間を潰すために読んでいた誰か知らない人のブログにそう書かれていた。


恋がしたいなんて、もう高校最後の夏以来そんな事考えもしなかった。
彼氏なんて今までいなかったも同然、思い出せば我ながら地味な乙女人生だとつくづく自分に呆れかえる。

今でさえオシャレに興味無し、平気で学生時代のジャージを着て外をうろつく、と言っても外に出るのは近くのコンビニや自販機くらい。