「勝者、菜月カエハ!!!!」 ウオォォォ!と煩い歓声の中俺と佐谷の勝負は終わった。 佐谷は俺の魔法を食らって気絶したようで医療班に運ばれて行った。 それを一瞥して、佐谷に背を向け俺はあいつらの元へと足を進めて行った。 また、戦いてぇな……。 そんな思いを胸に抱きながら。