「り、陸…顔近すぎ…」

おお〜難攻不落の小林さんが焦ってる。

おそらく僕が初めての快挙だろう。

「はぁ〜襲われるかと思った」

ちょ、ちょっと…僕が襲うなんて…そんな

「確かに…陸は女にモテなさそうなツラしてる。それなのにあたしみたいな可愛い子がおったら…やっぱりあたしも悪いっちゃか?モテない童貞を誘惑したって事で…」

小林さんは何気に自分に酔いしれてるっぽい。

「違いますよ。僕が用があるのは小林さんじゃなくてデジカメですよ」

はぁ〜やっと本題切り出せた。