「うん平凡なサラリーマンに見切りつけてね」

とマスターは言うが…

「クビ切られたらしいんよ…それでいつの日か自分をクビにした上司をあそこの断頭台にかけるのを夢見てギロチンって名前付けたらしいぜ」


大宮さんの説明だと…悲しい人生だな

「でも依頼人来ないですね…今のうちに昼ご飯済ませとこうかな?」

僕の何気ない一言を聞いた大宮さんは

「自腹だぞ。ついでに言っとくが…マスターに料理の腕を期待すんなよ」

初仕事で腹痛もらうのも得策じゃないな

ここではコーヒーだけで我慢しとくか…