私は人を信じない

「よし。着いた。」
「ここか。」
何故かついてきた樋口と共に、両親のお墓の前まできた。
「ほら樋口。線香。」
「え。俺が付けんの?」
え。今更気づいたの。
「樋口。私の両親ね、三年前事故で死んだの。このお墓は両親のお墓なんだ。」
「だから泣いてたのか。」
「え?あ~、うん。みっともない所見せちまったな。」
ホントは、そのことで泣いてた訳じゃないんだけどね。