教室に入ると、私の方へ尖った何かが飛んできた。
なんだ?コンパス?
え。流石にやばくね?
瞬間のことだから避けれるはずもなく、コンパスらしきものは一直線に私の方へ向かって…
「痛っ…!」
私の太ももに突き刺さった。
みんなの方を見ると、
「あ~、なんだよ〜。太ももかよ〜。チッつまんねーの。」
「どうせなら顔に思いっきりぶっ刺さってくれればよかったのに。」
「でも、命中するってすごいよね!流石礼斗君だね!」
コンパス飛ばしたのはアーチェリー部の星田礼斗か。命中する訳だ。
「おい見ろよあの寺山の顔!めっちゃ驚いた顔してるぞ!フハハハハハハハハハハハハハハ!めっちゃおもしれー!」
いや、結構血出てきたんだけど。
私はポケットからハンカチを取り出して滲み出ている血を拭いた。
拭いても血は止まらない。これで保健室行くのは嫌だけど、絆創膏もらいに行くだけならいいや。行こう。
なんだ?コンパス?
え。流石にやばくね?
瞬間のことだから避けれるはずもなく、コンパスらしきものは一直線に私の方へ向かって…
「痛っ…!」
私の太ももに突き刺さった。
みんなの方を見ると、
「あ~、なんだよ〜。太ももかよ〜。チッつまんねーの。」
「どうせなら顔に思いっきりぶっ刺さってくれればよかったのに。」
「でも、命中するってすごいよね!流石礼斗君だね!」
コンパス飛ばしたのはアーチェリー部の星田礼斗か。命中する訳だ。
「おい見ろよあの寺山の顔!めっちゃ驚いた顔してるぞ!フハハハハハハハハハハハハハハ!めっちゃおもしれー!」
いや、結構血出てきたんだけど。
私はポケットからハンカチを取り出して滲み出ている血を拭いた。
拭いても血は止まらない。これで保健室行くのは嫌だけど、絆創膏もらいに行くだけならいいや。行こう。
