私の好きな人は先生でした。

「ま、でもさ。好きな人がいてそんなふうに考えられるだけでもありがたく思おうよ。
接点は電車しかないけどさ。」



「うん...そうだね」



「そうそう。私は嬉しいよ。
また、一花が恋できて」



「そうだね...私もそう思う...」



この恋はかれこれ2回目になる。



一回目は小学5年生で初めて同じクラスになってずっと好きで、告白する勇気も無かったんだけど、中2の時に告白された。



色々あって別れちゃったけどね...



それから私は恋なんてできなくなっちゃったんだよね...



その話はまた今度。




それで、二回目が今の好きな人!



前みたいなことが無いように地味に。

そして静かに。

美羽以外には知られないように。



恋していこうって思ってるの



「元気だそう!

多分あっちはフリーだし私的に一花に気があると思うけど...。

気が無いことは無いな!

でも、そんなこと考えないで楽しく恋しなよ!ね?」



美羽はいつも優しくて私のことを考えてくれる。


そんな人。

今だってほら。


「うん、ホントありがとうね」



精一杯の笑顔を作った



「うんっ!!!」


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「えーと、明日の1時間めの学活は着任式だ。」



「着任式ー?」



SHR。
先生の一言にだるそうにする生徒達。



着任式は、ずっと座ってるからお尻が痛くてみんな嫌がる