「奇遇だね!俺も副生徒会長だったの!
今高3?」
「いえ、高二です。」
「へぇ、高二で副生徒会長なんて、すげぇな。これからもガンバれ」
「ありがとうございます!」
深く頭を下げた私にうんうんと頷く男の人。
「あ、アナウンス。
それじゃ。気をつけてね」
次止まりますのアナウンスなんて聞こえてなかった...
「はい!ほんとありがとうございました!」
ドアが開くともう一度おじぎする
ヒラヒラで降ってる彼に小さく手を振り返しホームへ、出た。
その電車が発車するのを見送り私は学校へと来たのだ...
ーーーーーーーーーー
私はそれからその男の人のことしか考えられなくなり、親友にそうだんしたら「それは恋だ!」とか言い出すし...!
名前聞いとけば良かったって今では後悔してる。
でも、こうして会うだけでいいんだ。
たまに、電車内で話すし。
会ったときは必ずお辞儀か手を振る。
電車を出る時も。
でも、名前はまだ聞いてない
図々しいと思われたくないから。
それから、職業も分からない。
最初の方はスーツが多くてサラリーマンかと思ったんだけどジャージの日とか私服とかよくわからないんだ。
「あ、おはよ」
今の今まで私に気付いていなかった様子のその人は私の隣に来て挨拶してくれた
「おはよーございます」
「今日は髪結んでるの?」
セミロングの私は何かない限り髪は結ばない。
「はい!体育があるので!」
と自分のポニーテールを触る
今高3?」
「いえ、高二です。」
「へぇ、高二で副生徒会長なんて、すげぇな。これからもガンバれ」
「ありがとうございます!」
深く頭を下げた私にうんうんと頷く男の人。
「あ、アナウンス。
それじゃ。気をつけてね」
次止まりますのアナウンスなんて聞こえてなかった...
「はい!ほんとありがとうございました!」
ドアが開くともう一度おじぎする
ヒラヒラで降ってる彼に小さく手を振り返しホームへ、出た。
その電車が発車するのを見送り私は学校へと来たのだ...
ーーーーーーーーーー
私はそれからその男の人のことしか考えられなくなり、親友にそうだんしたら「それは恋だ!」とか言い出すし...!
名前聞いとけば良かったって今では後悔してる。
でも、こうして会うだけでいいんだ。
たまに、電車内で話すし。
会ったときは必ずお辞儀か手を振る。
電車を出る時も。
でも、名前はまだ聞いてない
図々しいと思われたくないから。
それから、職業も分からない。
最初の方はスーツが多くてサラリーマンかと思ったんだけどジャージの日とか私服とかよくわからないんだ。
「あ、おはよ」
今の今まで私に気付いていなかった様子のその人は私の隣に来て挨拶してくれた
「おはよーございます」
「今日は髪結んでるの?」
セミロングの私は何かない限り髪は結ばない。
「はい!体育があるので!」
と自分のポニーテールを触る

