私の好きな人は先生でした。

「おぉ?なになにー!一花!
いい感じじゃん!」



と肘でグイグイ私の腕を押しからかって来る美羽



「や、やめてよね...

そんなんじゃないし、誰かに聞かれたら困る。

ただの先生と生徒なんだから...」



先生からもらったプリントをトントンと綺麗に揃え持ち直す。



「そーんなネガティブなの、一花じゃないぞ!」



「でも、ホントのことだよ。」



「もー、可能性0じゃないんだから!」



「大丈夫、大丈夫。

わたし、これでも実らない恋楽しんでるから!」



それだけいうと先を歩いた。



「もうぅ、一花ったら...」



とため息混じりの声が後ろから聞こえすぐに足音が近づく。



「ははっ、ごめんごめん
どーもね美羽」



「...うん、!
ちゃんと頑張りなよ!」



「はいはい!」