私の好きな人は先生でした。

「ははっ、愉快だねココ!」



そうやって無邪気に笑うその瞳は、電車の中と何一つ変わってない。



私だけに向けられたものじゃなかったと知った。



「てか、先生イケメンですね!
汐音タイプ!」



「っ。」



そっか、汐音さん彼氏いないんだっけなー



確かタイプは、イケメンで声が低くて年上って言ってたし...



「そう?ありがと」



...先生、思わせぶりなことばっかり。



ふてぶてしくしてると、自己紹介が始まった。



まぁ、わたしはさっきしたからパスってことで、すぐおわったけど



「二年にはもう聞いたけど、なんか質問あったりする?」



「彼女!は、いますよねー」



汐音さんが手を挙げながら質問



この質問は定番なのか?



「いませんよ」



「えぇ、うそだぁ」



「はは、ホントですよ
別にいたら、いるって言いますよ」



「えぇ、じゃあ最後にいたのは?」



歴代彼女の話聞きたくないんだけどなー...



「うーん。もう、2年前くらいですかね?」



「え?!2年も彼女いないんですか?」



驚きを隠せない様子の汐音さん



「うん...?」



「うそだーー!もう
こんなイケメンなんだから、別れた二日後には彼女できるでしょー」



「香月、そこまでにしろよー」



安藤さんの一言で質問タイムは終了した



よかった...ありがとうございます、安藤さん