私の好きな人は先生でした。




「お兄ちゃん...お風呂いいよ」



「はいはーい」



タオルを頭にかぶせ軽く拭く。



「ちゃんとドライヤーかけろよ」



と私の肩に手をぽんっと置くお兄ちゃん



「はーい、わかったー」



「ん。」




二階にある部屋に行きドライヤーをかける。



ドライヤーの音ってうるさいんだよなぁ...



鏡の前に座りドライヤーで髪を乾かす




♪♪♪♪



LINEの着信音が鳴り響いた



「ん...なんだろ」



ドライヤーのスイッチを切ってスマホに手を伸ばす。



どうやらクラスのLINEグループからのようだ。



『ねねね!女子!
聞いて喜べ!
新副担任なまらイケメンだったぞ!』



ムードメーカーの男子が送ってきたらしい。



これは、彼氏無しの女子達はうれしいだろうね。



既読を付けたままスマホを閉じた





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♪♪♪



私の好きなバンドの有名曲。



「ん。」



スマホの目覚まし音だ。




慣れた手つきで目覚ましを止めカーテンを開ける



現在5時。



非常に眠い。

寝た時間が1時なのに...
かなりキツイ







「あ、お母さんおはよ」



お母さんはいつも私より先に起きてご飯を作ってくれる。



「おはよう、一花」



身支度を終え朝ごはんを食べ制服に着替える



鏡でチェック身だしなみをチェックして最後にリップを塗る。



私は化粧なんて大事な時にしかしない。


するとしたら


美羽と出かける時とか。



あと、デート...とか。




「それじゃ、行ってきます」



「えぇ、行ってらっしゃい」



「一花気を付けてな!」



私が出発する頃にはもう起きてるお兄ちゃんに手を振り玄関を出た