私の好きな人は先生でした。

「そうそう!

ねーもうそろ帰らない?」



「うん。今日は委員会もないし良いよ!」



「やった!」



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「やば、眠くなってきた」



電車に揺られはや20分
目をこすり眠気に耐える美羽。



「ついたら起こすよ?」



降りる駅も同じだしね



「でも、私寝たら一花の話し相手。
いなくなるでしょ?」



まーた、私のことばっかり



「いいよ、いいよ。

疲れてんでしょ?

私、コレあるし」



ポケットからだして見せたスマホとイヤホン。



「そう?
暇になったら起こしていいからね。
それじゃ、よろしく」



「よろしく」とは、起こすのを「よろしく」ということだろう。



腕を窓のふちに置きそれに寄っ掛かりながら眠りにつき始めた美羽。



もう、夢の中か


はやっ



私はスマホにイヤホンを差し込み音楽を選ぶ。



音楽を聞きくが、それでも暇なので一応持ってきた恋愛モノの小説を開いた。








『次は○○駅ー○○駅ー』



「美羽、起きて」



「...ん。」



「もう、着くよ」



「んんーー!」



伸びをして、おはよと笑う美羽。



「おはよ!
さ、降りよう」







「それじゃあまた明日ね!」



「うん!また明日!!」



分かれ道でブンブン手を振る美羽に大きく手を振り返す私。




スクールバッグを持ち変えて歩きはじめた