「…………継人時間だよ!起きて!」
どうやら、真央のせいで色々考えていたらソファで眠っていたようだ。
瞼を開くと、クルクルした愛くるしい見慣れた瞳と視線が合う!
「ちょっ!いきなり目あけないで!ビックリした!?」
俺の顔を覗き込んでいたキンヤは、ビックリして退けぞった。
「中々起きないから覗き込んでいたら急に起きるとかやめて!後ちょっとでチュウしてたよ!」
冷や汗をかきながら寝起きの俺に急にキレだす。
その姿が愛くるしくつい
「キンヤ君。おはよぅのチュウは?」
と甘い声を出しウィンクしてみた。
キンヤは、「ちょいまじっ?継人俺の事そんな目で…」
軽蔑した目で俺を見つめる。
その一部始終が可笑しくて笑いが止まらない。
「ははっ最高っ!寝起きにそんな顔見せんなよ。本当キンヤは、面白いよなぁ」
「あっ?!まさかまたからかった?人を何だと思ってんの?」
昔から俺にからかわれ続けたキンヤは、ようやく冗談だと理解したのだろう、少しすねている。
「大事な友人。」
キンヤの問いに笑顔で答える。
キンヤは、ヤレヤレと言って、寝起きの俺を連れて学校を後にした。