バスルームを出て、部屋に戻るとソファに座って、真剣に朝の占いを見ているカナさんがいる。
「ねぇナツ君!!!私今日の恋愛運Maxなんだけど!運命の人に出逢うんだって!」
彼女は、目を輝かせながら俺に喜びを伝えた。
昔から女性は、占いとダイエットと甘いものが大好物であっあとイケメンも…
俺は、そんな女性が子供みたいだといつも思う。
「運命の人なら昨日出逢ったじゃん。」
ソファに座る彼女の肩を優しく抱き締め、甘く囁いた。
勿論、別に彼女の事を運命の人なんて思っていない。
ただ彼女が喜びそうな事を考え実践してみただけだ。
彼女は、顔を真っ赤にして
「大人をからかうんじゃありません。けど嬉しいよ。ありがとう。」
と俺の方を振り向きほっぺにチュウしてくれた。
予想通りの反応だ。
「からかってないよ。本気だよ。」
とお得意の嘘と一緒におでこにキスをして彼女が準備してくれた朝食を頂いた。
彼女は、俺がご飯を食べてる間、メイクと言う名の武装をして、スーツに着替え戦闘準備万端みたいだ。
「良いなぁ学生は明日から夏休みでしょ?」
うらやましそうに僕を見つめる。
「うん。良いでしょ?」
と笑顔で答えてあげた。
まぁ一年の時から、学校をサボりがちな俺には夏休みもそんなに魅力的ではないのだが…
彼女と一緒に部屋を出る事にした。
マンションの前で彼女と別れた。
彼女には、また連絡すると嘘をついた…