夜中の二時を回った頃、継人から連絡が入った。
私は、継人に待ち合わせの場所を一方的に告げて慌てて、化粧直しをした。
実の息子に会うのに化粧直しなんて、可笑しいかも知れないが、性格的な問題で仕事の時間は、身なりを整える事が習慣づいていた。
繁華街を抜けて、長いアーケードを抜けると並木道がありその隅に、昔自分がお世話になっていた懐かしい小さなBARがある。
私は、今でもこのBARに一人訪れ、一時の緩やかな時間を楽しむ。
お店の前で一人夜空を見上げる継人を見つけた。
高鳴る胸の鼓動を押さえ、声をかけた。
「待たせて、ごめんなさい。」
「いえ。俺も今着いたとこなんで。で話しって何ですか?」
「まっ外じゃなんだから中に入りなさい。」
私は、継人の腕を掴み店内と半ば強引に連れ込む。
「いらっしゃいませ。」
いつものマスターの優しい太い声が私達を迎え入れてくれた。
店内は、どうやらお客様はいない見たいで、JAZZの心地よいリズムだけが鳴り響く。
「リアちゃんか。お疲れ様。今日は、若い男の子と一緒なんて連れて、珍しいね。」
「マスターお疲れ様。違いますよ。うちの会社の従業員ですよ。」
私を少しからかったマスターの言葉を出来るだけ冷静に否定した。
「どうも初めまして。リアさんが経営されてるホストクラブに勤めている継人と言います。」
継人は、マスターに丁寧に挨拶をすると席に着いた。
さっきの私への態度との違いに戸惑ったが、何も言わず私も継人の隣に座った。
「継人君は、ホストさんなんだね。その顔だと女性にモテるでしょう?」
「いえ。マスター位の渋さがあれば、少しはモテるんでしょうけど。」
継人の返し言葉にマスターは、年甲斐も無く上機嫌。
「リアちゃんは、いつもので良いだろ?継人君は何にする?」
継人は、マスターの背中に並べられていたリキュール類のラベルを見渡し少し考えた。
「じゃあ、グリーンリベットをジンジャーエールで割ってもらって良いですか?」
「了解。」
マスターが飲み物を準備している間、継人を少しからかってみた。
「さっきは、夜空なんて見上げて以外にロマンチストなのね。」
「あぁ。いや時間があったから、ただ見上げてただけで。別に俺自身は、空に何の感情も持ち合わせていませんよ。」
継人は、淡々と話すが言葉から継人以外の人物の影が見えた。
私は、継人に待ち合わせの場所を一方的に告げて慌てて、化粧直しをした。
実の息子に会うのに化粧直しなんて、可笑しいかも知れないが、性格的な問題で仕事の時間は、身なりを整える事が習慣づいていた。
繁華街を抜けて、長いアーケードを抜けると並木道がありその隅に、昔自分がお世話になっていた懐かしい小さなBARがある。
私は、今でもこのBARに一人訪れ、一時の緩やかな時間を楽しむ。
お店の前で一人夜空を見上げる継人を見つけた。
高鳴る胸の鼓動を押さえ、声をかけた。
「待たせて、ごめんなさい。」
「いえ。俺も今着いたとこなんで。で話しって何ですか?」
「まっ外じゃなんだから中に入りなさい。」
私は、継人の腕を掴み店内と半ば強引に連れ込む。
「いらっしゃいませ。」
いつものマスターの優しい太い声が私達を迎え入れてくれた。
店内は、どうやらお客様はいない見たいで、JAZZの心地よいリズムだけが鳴り響く。
「リアちゃんか。お疲れ様。今日は、若い男の子と一緒なんて連れて、珍しいね。」
「マスターお疲れ様。違いますよ。うちの会社の従業員ですよ。」
私を少しからかったマスターの言葉を出来るだけ冷静に否定した。
「どうも初めまして。リアさんが経営されてるホストクラブに勤めている継人と言います。」
継人は、マスターに丁寧に挨拶をすると席に着いた。
さっきの私への態度との違いに戸惑ったが、何も言わず私も継人の隣に座った。
「継人君は、ホストさんなんだね。その顔だと女性にモテるでしょう?」
「いえ。マスター位の渋さがあれば、少しはモテるんでしょうけど。」
継人の返し言葉にマスターは、年甲斐も無く上機嫌。
「リアちゃんは、いつもので良いだろ?継人君は何にする?」
継人は、マスターの背中に並べられていたリキュール類のラベルを見渡し少し考えた。
「じゃあ、グリーンリベットをジンジャーエールで割ってもらって良いですか?」
「了解。」
マスターが飲み物を準備している間、継人を少しからかってみた。
「さっきは、夜空なんて見上げて以外にロマンチストなのね。」
「あぁ。いや時間があったから、ただ見上げてただけで。別に俺自身は、空に何の感情も持ち合わせていませんよ。」
継人は、淡々と話すが言葉から継人以外の人物の影が見えた。
