「さて殿方を待たせすぎるのは、悪いから行きましょ。」
私は、マリーさんにエスコートされ継人さんが待つ待合室へ向かった。
継人さんは、ソファに座り雑誌を読んでいる。
「お待たせ。お望み通りのシンデレラが出来上がったわよ。」
マリーさんは、まるでレストランで料理をテーブルに出すウェーター見たいに、継人さんに私を紹介した。
継人さんは、ソファから立ち上がり、私に近づきっうか鼻と鼻が触れる寸前まで近くに顔を寄せ私を二秒程見つめた。
男性の人の顔がこれ程近づく経験をしたことがない私は、内心ドキドキしたし恥ずかった。
継人さんは、マリーさんの方を向き、
「thank youマリー。また連絡するよ。忙しいのは、解るがたまには俺の店にも顔だしてくれよ。」
そう言い、
「なら行こうか。」
と言い、ささっと美容室を出ようとした。
「またね継人さん♪笑美花ちゃんもまたね。」
「はいっ!是非お店来て下さい。今日はありがとうございました!」
私は、深々お辞儀をして継人さんの後をおいかけた。
マリーさんは、出口までお見送りしてくれた。私と継人さんに熱い投げキッスのお土産つきだった。
継人さんの目に私はどう写ったのだろう?
何も言わなかったけど私を見てどう思ったんだろう?
お店を出て継人さんの隣を歩きながらそんな事を考えていた。