人の恋バナ程、長話でも飽きないモノはない。
「で、いつからエリちゃんは、継人の事を好きになったの?」
「うーんいつぐらいかな?気がつけば継人の事意識してたから。けど…」
「けど、どうしたの?」
キンヤさんがエリさんが言葉に詰まったのを見逃す筈はなく、問いかけた。
「参ったよ。エリは、良いモデルだよ。」
ある日の打ち上げの帰り道、継人さんは、優しくエリさんの頭を撫でて、出会ってから初めてエリさんの事を誉めた。
今迄、継人さんに認めさせる事にムキになっていたエリさんは、何故か誉められた事よりも、このまま継人さんが自分から離れて行く様な気持ちに襲われた。
そして、それを防ぐかの様に継人さんに告白してしまった。
「その時は、私の中で継人の存在が大きくなってて、継人に誉められたら全て終わってしまいそうで怖かった。」
カクテルグラスのマティーニを飲み干し、エリさんは、小さく呟く。
継人さんは、一瞬戸惑ったが、エリさんの頭を撫でると、
「こんな綺麗なモデルに告白されたら、どんな男も断れねぇよ。」
ってエリさんの耳元で囁いて、細いエリさんの身体を優しく抱きしめた。
継人さんの言う通り、エリさんに告白されて喜ばない男性なんてこの世にいないと思う。
少し羨ましかった。
こうして、二人は付き合い始めた。
「そっかぁ。継人他には、何か言ってなかった?」
キンヤさんがエリさんに尋ねるとエリさんは少しびっくりしていた。
「うん。『俺の事、多分嫌いになるかもね。』って言われた。」
「やっぱり。」
キンヤさんは、大きなため息を一つつくと継人さんの文句を言った。
「あいつはさ、自分の事を好きになれないんだよ。だから、昔から自分に近づく女の子に必ず今みたいな台詞を言ってんの。」
私とエリさんは、少しびっくりしていた。
だって、今迄上機嫌だったキンヤさんの表情が急に変わったから。
多分、キンヤさんは、継人さんのそう言うトコがあまり好きじゃないんだ。
「私も継人にその台詞言われた時は、ムキになって否定したかな。そしたら、継人は寂しそうに『有難う』って言って、それ以来その話はしてないけどね。」
私の知らない継人さんの悲しい部分を少し知った様な気がした。
だって、普通は、これから始まるハッピーライフに期待を抱く筈なのに、まるで幸せな時間は、長く続かないよって言われてるみたいで…
「で、いつからエリちゃんは、継人の事を好きになったの?」
「うーんいつぐらいかな?気がつけば継人の事意識してたから。けど…」
「けど、どうしたの?」
キンヤさんがエリさんが言葉に詰まったのを見逃す筈はなく、問いかけた。
「参ったよ。エリは、良いモデルだよ。」
ある日の打ち上げの帰り道、継人さんは、優しくエリさんの頭を撫でて、出会ってから初めてエリさんの事を誉めた。
今迄、継人さんに認めさせる事にムキになっていたエリさんは、何故か誉められた事よりも、このまま継人さんが自分から離れて行く様な気持ちに襲われた。
そして、それを防ぐかの様に継人さんに告白してしまった。
「その時は、私の中で継人の存在が大きくなってて、継人に誉められたら全て終わってしまいそうで怖かった。」
カクテルグラスのマティーニを飲み干し、エリさんは、小さく呟く。
継人さんは、一瞬戸惑ったが、エリさんの頭を撫でると、
「こんな綺麗なモデルに告白されたら、どんな男も断れねぇよ。」
ってエリさんの耳元で囁いて、細いエリさんの身体を優しく抱きしめた。
継人さんの言う通り、エリさんに告白されて喜ばない男性なんてこの世にいないと思う。
少し羨ましかった。
こうして、二人は付き合い始めた。
「そっかぁ。継人他には、何か言ってなかった?」
キンヤさんがエリさんに尋ねるとエリさんは少しびっくりしていた。
「うん。『俺の事、多分嫌いになるかもね。』って言われた。」
「やっぱり。」
キンヤさんは、大きなため息を一つつくと継人さんの文句を言った。
「あいつはさ、自分の事を好きになれないんだよ。だから、昔から自分に近づく女の子に必ず今みたいな台詞を言ってんの。」
私とエリさんは、少しびっくりしていた。
だって、今迄上機嫌だったキンヤさんの表情が急に変わったから。
多分、キンヤさんは、継人さんのそう言うトコがあまり好きじゃないんだ。
「私も継人にその台詞言われた時は、ムキになって否定したかな。そしたら、継人は寂しそうに『有難う』って言って、それ以来その話はしてないけどね。」
私の知らない継人さんの悲しい部分を少し知った様な気がした。
だって、普通は、これから始まるハッピーライフに期待を抱く筈なのに、まるで幸せな時間は、長く続かないよって言われてるみたいで…
