「あのー初対面の人にこんな質問するのもなんですけど、継人さんとはどのようなご関係で?」
「うーん、継人の保護者みたいなものかな?」
「保護者ですか?」
「そうそう。まっあの子は、昔から何でも器用にこなすけどその分人には、言えない悩みとかを抱え込む不器用な性格でしょ?なんかほっとけなくてね。」
リアさんは、少し寂しげな表情を覗かせた。
彼女の話を聞く限り、随分昔から継人さんのこと知ってる様子だ。
「そなんですね。せっかく訪ねて来てくれたのに継人さんいなくて。」
「良いのよ。それに、今日は貴方にあいに来たのよ。笑美花さん。」
リアさんと出会ってものの10分ぐらいだが、あまりにもビックリの感覚が短すぎる。
こんな、短時間にビックリしたのは、面接の時以来だ。
「私にですか?」
「そっ。この前継人に会った時に、貴方の話をあの子に聞いて。興味が湧いたから、近くを通ったついでに寄ってみたの。」
以外だった。てっきり継人さんを訪ねてきたとばかり思い込んでいた。リアさんはニコニコと私の顔を眺める。
「すこし、というか本当はかなりビックリしました。継人さんは、貴方になんて私の事をお話されたんですか?」
「そんなかしこまらくて良いわよ。うーん特に、大した話はしてないわ。小うるさいとか、一緒にいると落ち着かないとか。」
リアさんの話を聞く限り、どうやら私に対してのプチクレームみたいなもののようだ。
もう少し私に対して好意を持ってくれてもいいのに。
「そうですか・・・」
彼女の話を聞いて、少し落ち込んだ私は心なく会話を続けた。
「そんな落ち込まないの。また、変な誤解を招いたわね。」
「えっ?」
「私は、継人と付き合いがそれなりに長いけど、初めてあの子の口から女の子の名前を聞いたのよ。それに話してる本人は、気づいてないかもしれないけど、小さな子供が親に一日の様子を話すように楽しそうに話してくれるから興味が湧いて。」
リアさんは、変わらずニコニコと微笑んでいる。
本当に綺麗に笑う人だ。彼女の笑顔にはどこか品がある。
そして、不思議な魅力を持ってる人だ。
これが、大人の女の魅力なのか?
それにしても意外だった。
あんなに、付き合いが長く親しそうなリアさんに継人さんが今まで他の女性の話をしていないこともだが、楽しそうにってフレーズが信じれなかった。