帰らぬ継人さんを待つ私達は、その後も色んな話しで盛り上がった。
三人の高校時代のヤンチャな話しから、真央さんの武勇伝、キンヤさんの駅前段ボール作戦の話し。
二人の話しは、本当面白くて私は、お腹を抱えて笑っていた。
だって真央さんは、アメリカに初めて行った時は英語が全く話せなくて、周りのアメリカ人の英語に全て適当に「yes」と答えたら、次の日気が付けばアマチュアの武道大会のチャンピオンになってたとか話すし。
キンヤさんは、高校時代真央さんと継人さんにビリヤードで負けた罰Gameで駅前に段ボール箱に入れられて
「誰か拾って下さい。」
て書かれた画用紙を継人さんに渡されて持ってたら、当時ホモ疑惑があった学校の歴史の先生殿山さん(35歳)にアパートまで連れていかれて犯されそうになったお話しとか、本当面白過ぎてお腹が痛かった。
キンヤさんは、話しながら顔を真っ青にして
「あの時人生で初めて死を感じたよ…」
って身体を震わせてた。
時計を見るともうすぐ八時を過ぎようとしていた。
「継人遅いなぁ…」
キンヤさんは恋する乙女ポーズを取りながら帰りが遅い継人さんの心配をしていた。
「お前本当継人になついてるな。」
真央さんは、恋するキンヤさんをからかう。
「でも本当不思議ですよね。何で継人さんにそんななついてんですか?」
「そうそう!俺も気になる!」
二人で恋する乙女(キンヤさん)を問い詰めた。
「知りたい?」
キンヤさんは、急にミステリアスなオーラを放ちコーヒーカップをワイングラスの様に持ってニヒルに笑った。
「知りたい!」
「知りたいです!」
私と真央さんは、ニヒルな笑みを浮かべるキンヤさんに喰いついた。