継人さんの家庭の事情は何となくキンヤさんに聞いて知っていたし、美咲さんの事も知っていたが変な話し特に心配はしていなかった。
「うーん心配と言うか気にはなりますよね。」
「何が?」
「継人さんのお祖父さんが遺したモノですよ!二人は何だと思います?」
私の質問に二人は、また考え込んでしまった。
「継人とは、家が近所だからあいつのお祖父ちゃんにも逢ったことあるけど全然解んないよ…」
「俺は、キンヤと違って逢った事ないけど、遺産とかは継人の義理の兄弟が全部受け取ってるはずだし、継人お祖父さんと仲悪かったみたいだしな…」
「私は、宝の地図だって言ったら継人さんに漫画の読みすぎだって馬鹿にされました…」
二人の重い空気に乗っかる形で落ち込んでみると
二人とも私の顔を見て急に笑いだす。っうか爆笑してる…
「ははっ話しで聞く以上に面白いね。」
真央さんは、大きな身体を揺らしながら私を見た。
二人の爆笑してる意味がイマイチ理解出来ない私は、
「そんなに笑わなくてもいいじゃないですか。」
と言って頬っぺたを膨らませてすねた。
二人は、ごめんごめんと笑いをこらえながらすねた私をなだめてくれた。
爆笑された話しから遠ざけようと思い、少し気になってる事を真央さんに聞いてみた。
「真央さん、私って誰に似てるんですか?」
真央さんが私を見た時言ってた台詞が気になっていた。
「ん?あぁ何となく俺達の高校時代のアイドルだった人に似ててさ。」
鋭い目を細めて私を見つめる。