美咲が入院して3日が過ぎた。
俺は、入院した次の日、昼から学校サボって見舞いに言ったら
「ちゃんと学校に行かなきゃ駄目だよ。」
と真面目な美咲に怒られたので、それからお見舞いは放課後に行っている。
美咲は、不自然なくらいに元気で。
いつも笑顔で俺もそんな美咲に合わせる様に冗談を言ってからかったりしたりしていた。
例え病室にいても美咲は美咲だった。
俺は、そんな当たり前の事が嬉しかった。

今日もお見舞いに行くと珍しくしかめっ面で真剣に何か考えてたので、
「どうした?」
と尋ねてみたら
「うーんお花見って言ったら団子だよね?」
「はぁ?」
「いやぁ花より団子とか言うじゃない?」
真剣な顔でアホみたいな事を考えていた彼女に呆れた。
「何でも良いよ。美咲は、本当食い意地はってるよな。」
「えーっ!失礼なっ!年頃のLadyにそんな事言うなんて!」
思いきり小さな頬っぺたを膨らませてすねていた。
そんな美咲が本当に愛しかった。
病院を後にして三時間経っていたがまだ俺の頭の中は、その時の美咲の顔が鮮明に浮かび俺を笑顔に変えてくれた。
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携帯の着信音が俺の幸せな妄想の邪魔をした。