【続】期間限定ダーリン

「はいはい、座ればいいんだろ?」

結構冷静を装っているつもりだけど、内心、やっぱり抑えきれない。

必死にガマンするのももう飽きた。


って、別に俺たちは一応夫婦だし?

そんな必死にガマンしなくたって・・・。


今までずーっと美玖と付き合ってきたんだ。そういうことだって何回もしてきた。


けれど、あまりにも美玖に溺れてしまうのは俺の性に合わない。


「ねえ、ちゃんとケーキ買ってきてくれた?」


「あたり前だろ?恥ずかしかったんだからな!!」