「涼ちゃんこそ、そーいうところ変わんないよね?」



今日は俺とのデートのはずだった。

それは俺だけの思い違いではなかったはず・・・。ちゃんとこうしてここに美玖も来ているし、さっきだってキスもしていた。


なのに・・・なんで!?


俺の目の前には楽しそうに話をしている二人がいる。


傍から見てると二人はカップルに見えてもおかしくない。なんだかんだ言っても、お似合いだし、それに仲いいし・・・。


って!!なんで俺こんなこと考えてるんだよ!?