部屋に入ると大きなソファーが2つ並んでいて、テーブルの上にはグラスが2つ置いてあった。


「わあー!じゃあジュース入れてきますね。慶吾さん何がいいですか?」

そう笑顔で慶吾さんのほうを見ると、彼はなぜか不敵な笑いを見せた。


「ど、どうしたの??」


「美玖さあ、いまどんな格好してるかわかる・・・?」


自分の姿を見ると、メイド服に身を包んだあたしが見える。

って、忘れてた!あたしがメイド服を着てたこと・・・。



「メイド・・・?」