「で?何だっけ??」


屋上に着いたあたしに、瑠奈はとぼけたようにそう言った。



「もうっ!慶吾さんの誕生日のことでしょ??」



「あっ、うん!それそれっ。」


瑠奈はケータイを取り出し、一枚の画像を見せてきた。それは、ずっと前にあたしと瑠奈がプリクラを撮ったときに来たコスプレ。



「・・・・!?まさか・・・。」


「やってくれるよね・・・??」