さくら色した君が好き


予想通り
胡桃はそれから高熱を出し
お母さんは夜中ずっと看病で
私はお父さんとまた長々とお話中。

「本当に行かなくていいのかい?」
もう100回ぐらい聞かれて
「いい」って100回返事する。
続けてまた言われ
120回目あたりで私は涙を流してしまい
お母さんがやってきて、お父さんから私を解放してくれた。
お母さんは何も言わない。
きっと胡桃の味方だから。

でも私も女だ!
自分で決めた事はグチグチ言わない。
言っちゃいけない!

さて
胡桃の方は終わったけど
今度は山村君に返事をしなきゃいけない。

キャンセルになりました……と。

早く言わなきゃ
高速バスとかチケットとか
色んな問題があるのだけれど


ごめんね

今日
一日だけ泣かせて下さい。

明日

必ず言うからね。