その日は、帰り道に人が少なく
夜なのに異常に暑かった。

だんだん何かが焦げたような臭いがしてきて
違和感を感じて空を見上げた。


…家のある方向から空に向かって
大きな煙が上がっている。


「え…なんで…?」


私は、怖くなって
家に向かって必死に走った。