だいぶ走って、空き教室に入ると

後ろからふたりが入ってきた。

理優「はぁ...あんたどこまで来てんの」

真奈「そうだよ...はぁ...」


え?そんなに走ったっけ?

ていうかそんな事より!


七夏「私の演技見た!?私、女優に慣れるかも!!」

理優「...」

真奈「...」


え?


何この沈黙!!

私変な事言った!?


真奈「何ともないの...?」


え?


七夏「頭はおかしくないよ?」


失礼だなぁ...

理優「いや!そこじゃないでしょ!七夏、嫌じゃなかった?」

ん?

七夏「なんで?」

真奈「...ううん!なんでも!」

七夏「まさか...心配してくれたの!?」


やっだぁ!さすが親友たち♡


理優「……真奈。もう心配とかすんのやめよう。」

真奈「賛成。」

七夏「酷いよ!」