七夏「え?り、理優...真奈...」

理優「バカ!!なんでもっと早くに言わないの!!そしたら、苦しまなくても済んだかもしれないのに!!」

真奈「私たちにくらい言ってくれてもいいでしょ!!」


なんで...ふたりが急に...


波矢人「お前の友達は...気づいてたみたいだぞ。前に...呼び出されて...2人に説教された。七夏はほんとは傷ついてるって...」


そんな...

絶対に...バレてないと思ってたのに...


理優「お願い...逃げないで。」

真奈「好きなら、付き合うべきよ」



二人の言葉が

私の心をスーっと洗っていく


そっか...


私たち

変な遠回りをしていたんだね


好き同士なのに

そのことを忘れていた。


波矢人「...七夏。もう一度...俺と...」

七夏「付き合ってください。」


そういうと波矢人は驚いた顔をした。


波矢人「いい...のか?」

七夏「...うん。前は波矢人からの告白だった。だから、今度は私から。自分の気持ちを素直に伝えるね。好きです。」

波矢人「ありがとう...俺も好きだ」


そう言って抱きしめてくれた。




理優「あー!やだやだ!解決したらイチャイチャしちゃってさぁ〜」

真奈「ホントだね〜」


なんて言ってるふたりも笑顔だった。