なんで、こんな事になったの?




綾矢「ひーのーはーらーさーん」


え?


冴岐...さん?いっつも波矢人といる人...が

何のようだろう...。


綾矢「ずっとぉー思ってたんだけどね?...ふふ。ここで言ってもいいのかなぁ?」


ここで...って、ただのトイレじゃん

さっさと言えばいいのに...


綾矢「あのさぁ。正直いって鬱陶しいんだけどぉ。...調子のんなよ」


最後の所は、低い声でいつもより

可愛い子ぶってなかった。



ていうか


七夏「何のこと?」

綾矢「は?だからぁ、波矢人は私のものだからぁ。もう波矢人をたぶらかさないでくれない?ていうか、私たち、キスもしてるし?だからさぁ、別れてくんないかなぁ?」



キスも...


あっそ。


七夏「安心して?冴岐さん。私たちはもう...終わってるから。」

綾矢「え?そうなのぉ!ごめんねぇ。気づかなかったぁ。じゃあ、私がもらうねぇ!波矢人のこと♡」


ふふっと笑ってトイレを出ていった。



わざわざ伝えに来なくても

勝手に取ればいい。

もう私には


関係の無いことだから