授業がすべて終わったあと

俺は七夏の友達に呼び出された。






理優「で。どーすんの?」


何をだよ。


真奈「答えてよ。七夏は大切な親友なの。答えようによっちゃ...分かるよね?」

理優「...あんた。まさかまだ自分は悪くないとか思ってんの?」

波矢人「...俺は悪くねぇだろ。急にキレられたこっちの身にもなれよ」


そういった時の二人の顔は

ヤバかった。


真奈「最低だよ。七夏がどんだけ...どんだけ苦しんだと思ってんの!?急に?ずっと前から溜め込んでたの!それが今爆発しただけ!急になんかじゃない!」

理優「それに、あんたはヤキモチとか妬いてないと思ってるかもしれないし、きにしてないと思ってるかも知んないけどさ...あの子、結構気にしてんの!あんただけじゃない、私たちにも迷惑をかけないようにしてんの!ホントのことなんて...言えないよ...こんな状況で...」

真奈「その事考えて言ってるの?それとも、ほんとに...最低なやつだったの?」




や、きもち?


あいつが?


ありえないだろ。

俺が目の前で女とイチャイチャしようと

友達と一緒に笑ってたやつが?

俺が冷たくしても

笑ってたやつが?

それが...その笑顔が...無理してた?


んなもん...言われなきゃ気づかねぇだろ...



俺の...せいだよな...