男の子が目を開ける。

カヤ「すいません…おこしちゃいましたか?」

男の子「あぁ…いや。大丈夫。」

男の子がニコッと笑う。

カヤ(なんかこの人の笑顔って…偽物っぽい)

カヤ「あー…熱下がった??じゃあ私もう帰るね〜」

男の子「ちょっとまって。」

腕を掴まれた。

ギョッとして、

カヤ「なっ、なに!?」

と叫ぶ。



男の子「ダメだよ。今の状況わかってる?保健室で、2人っきり…だよ?」

壁ドンされた。

カヤ(なにこの人。なにこの人。てかてかてかてか…)

カヤ「無理なタイプですぅぅぅぅぅぅ!!!」




カヤはお腹に思いっきりパンチをして、
全力で逃げ出した。

男の子「まーたねっ。カ、ヤ、ちゃん♡」


こうして私と俺様男子の、恋が始まった。