カヤ「あ、あの〜ぉ、大丈夫ですか??」

男の人「うう…」

その人の顔を見た瞬間、

(超綺麗な顔じゃん!!)
心の中でそう叫んだ。

カヤ「てかまじで大丈夫なの…」

男の人の顔は真っ赤で、熱があるようだった。

おでこに手をあてると、

「あっっっつ…」

これは保健室に連れて行かなきゃ。

でもここは学校の裏の草むら。

運ばなきゃ…



普通の女の子なら、運べないよね。

私はちょっと普通じゃない。

カヤ「よっこらせっっと。」

この私は、生まれた時からすごい怪力。
理由はわからないけど…

男の子を持ち上げるぐらい余裕余裕♪

カヤ「よっしゃ、ダッシュで保健室だぁぁぁ」