朝ご飯を食べ終わり台所に行き、食器を片付けてお弁当を持って部屋に上がろうとしたらお弁当の重さがいつもより少し重かったのでお弁当袋を開けてみるとバナナが入っていたのでなんでバナナが入っているんだ?と思い兄に聞いてみた
「ねー兄、なんでバナナが入っているの?」
と聞くと兄は
「あーっ俺のくだらん予知能力で今日3人がお弁当食べれない光景を見たからもしもの為にと思っていれただけいらんと思ったら置いといて」
と兄が自分の能力を卑下したから私は台所にあったまな板で兄の頭を引っ叩いた
「美香?えっなんでまな板で叩いたの」
とアホなことを言ったので私は
「あれほど自分の能力を卑下するなと言っているのにどうして同じこと繰り返すの?確かに兄の予知能力は当たらないことが多いけど当たったらドンピシャで当たるからもう自分の能力を卑下しないで」
と私は言って兄を引っ叩いたまな板を洗い私と2人のお弁当を持ってリビングへ戻り2人のお弁当を目の前に置いたすると風香が
「あら美香ありがとう、ねぇ隼人私も美香と同じで隼人には自分を卑下して欲しくないの超能力を使えようが使えまいが隼人は隼人なんだからそんなことを考えて欲しくないな」
と風香が言うと梨香も
「アタシも隼人お兄ちゃんのこと馬鹿にしてないからね、お兄ちゃんはアタシ達のことを考えていろんなことをいっぱいしてくれるからアタシ達も一生懸命頑張れるんだよ」
と梨香も言った
少しシーンとした時間が流れ風香が口を開いた
「あらっ、もうすぐ出る時間ねぇ
隼人、今日の朝ご飯も美味しかったよごちそうさまでした」
と言ったので私と梨香も口を揃えて
「「ごちそうさま」」
と兄に言った部屋へ上がりカバンにお弁当を詰めて3人とも下に降りて
「「「いってきます」」」
と言ったら
「気をつけていってらっしゃい
今日も1日頑張ってね」
と言う返事が帰ってきた
その返事を聞きながらドアを開けて学校へと向かった
