そんなある日、俺は告白された

「ずっと好きでした!もしよかったら付き合ってください!」


いつもどおりふるつもりだった

でも、またあの日のことを思い出して

ボーッとしていたらこんな風に答えてしまっていた


「あ~、うん」


「えっ!?ほんとに?

 やった~~~~!」


「え?」


間違えだ

そうやって訂正しようとした

でも、


「これからは一緒に帰ろうね!

 魁斗君って呼んでいいかな?」


こいつのキラキラした顔見たら言えなくなってしまった


「…うん」


まぁ、いつか飽きるだろう

そんな軽い気持ちでいたんだ