「何してんだよっ!!」


近くにあったゴミ箱を蹴る音がした

この声は


「カ、イっ!」


「ちっ、つまんねぇ」

三田君は舌打ちをして帰っていった


「カイ~~っ」


怖かった、、と泣きながら

カイに言った


てっきり怒られると思ったけど

カイは優しい顔で頭を撫でてくれた


「俺が言ったとおりだっただろ?」

「うん…っ」

「もう男なめるなよ?」

「うん…っ!」

「怖かったな」

よしよし、と背中をとんとんって叩いてくれてすごく安心した