「ちょっと仕返ししてやろうと思ってさ~」
そう言って私の唇を触ってくる
「香菜ちゃん、キスはしたことある?」
どくんっ
キス…
カイの温もりを思い出した
「したことない?ファーストキス奪っちゃおうかな~♪」
「い、やっ…!」
ファーストキスではないけれど
何か嫌だ
私は抵抗しようとしたけど
「おっと…♪」
両腕を頭の上で束ねられてしまった
「じゃあ、香菜ちゃんの唇いただきます~♪」
どんどん三田君の顔が近づいてくる
誰か助けてっ!
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