「好きです!付き合ってください!」

呼ばれたとおりに来てみたけど…

私なんかのどこがいいんだろう?


「…ごめんなさい」


勇気を持って言ってくれてるのわかってるから

断るのも結構勇気がいる

…なんて言ったらカイにゲームしよなんていった私は最低なんだけど。


――――…


カイが待っててくれている教室へ急いで行った

教室に入った瞬間カイが椅子からガタッと立ち上がるのがわかった


なにか焦ってる?

急ぐ理由があったのかも!?

待たせちゃ悪かったかな


「カイ…待たせてごめ…」


「何もされてないよな!?」


私が言い終わらないうちに

カイが私の肩を持って言ってきた

…ものすごい怖い顔で


「な、なにが…?」


意味もわからず首を傾げると


「三田に何された!?何言われた!?」


「え…?」