うしろから
「何がそんなにおもしろいの?」
肩をビクッとさせながら、後ろを振り向くと
そこには、同じクラスの男子がたっていた
「たしかー、同じクラスの安東さんだよね?」
「は、はい... そーですけど?」
「おれ、同じクラスなんだけど、わかる?」
「あ、はい
たしか、、、。渋川 くん、、、? 」
「そうそう!!
よかった(笑)わかんないかとおもったよ」
彼はパァっと明るい顔でそういった
「んで、安東さんはどうしたの?
図書委員じゃないよね?」
「あ、うん
友達まってて」
「あー!いっつも一緒にかえってる!えっとー、
千堂さん?」
「うん。
よくしってるね?」
「あー、俺、部活んときに帰るのみえっから」
「そーゆことか(笑)
部活?? 何にはいってんの?」
「サッカー」
「あー!っぽい(笑)」
「んだよそれ(笑)」
「なんとなく?(笑)けど、今日 部活はないの?」
「人数が微妙でさー、基礎練オンリー
あと1人くらいほしーんだよね
あと、マネも」
「へー、大変だねー」
「安東さんは?入ってないの?」
「いま、それでなやんでる...」
「あ。そっかぁ」
『しょー!!』
「おっ!友達だ、じゃーね
あ、マネ!興味あったら入ってよ」
「あ、うんー
考えとくーー」
サッカー部、マネージャー、ねぇ

