青春ミルフィーユ

時間は刻々とすぎ、あっという間に部活。
「おーい!宮﨑」
「はい?」
男子のキャプテンが私を呼んだ。
「なんですか?」
「あのさ、水城のことなんだが練習試合に出そうと監督は思っているらしい」
さすが水城くん、腕はあるな。
でも、やっぱりなりないものはある。
「もしかして・・・あれ、するんですか?」
「するしかないだろう。」
これは1Aにはじめに入った人の宿命。
私も去年やったし、きつすぎる。
中学バレーと高校バレーの違いはスパイクの『速さ』と『重さ』
そして、『体力』だ。
あと、言わずとも『技術』と『団結力』も必要だ。
この練習は体力的にも精神的にも追い込まれる。
「とりあえず、外周行って来ます。」
「水城にはいつもどうり走らせろ。で、ほかの2年は4km走ってこい。」
「はい」
2年内でのリーダーは私。
外周の距離は基本、1km。
でも練習内容によって走る距離は変わる。
今日は水城くん中心だから、距離が長いのだ。
3年生の先輩はたぶん5kmだな。
「水城くん!外周、いつもどうり走ってきて。」
そう言うとに素直に「はい」といって走りに行った。
「2年!」
2年を集合させてから支持をだす。
「外周、4km」
2年は「は?」とか「うそだろ」といっている。
現2年であの練習を知っているのは私だけだからね。
女子は明日練習試合だしね。
それに、3km以上走るのは一日練習の時だけ。
去年の先輩もこれくらい平日に走ったのか。
「とりあえず、外周行くよ!」
そう言って私達は外周に向かった。