完璧なカノジョの秘密



「♪~♪~♪」

男は鼻唄を歌いながら、私のリボンをスルリと外す。

それを、キッと睨み付けた。


「我らがまりあ様の肌は、さぞかし美しいんだろーなぁ!」

「んーっ!!」


ードカッ!!

私は、せめてもの抵抗に、足で男を蹴り飛ばす。


「グハッ!!」

「このやろう、少し痛い目みねーとわかんねぇーか!」


手首を押さえていた男が、ググッとさらに私の手首を強く押さえつけた。


い、痛いっ!!

なんて力なのっ……というか、女子相手にそんな力入れないでよ!!


「ヘヘッ、よし、ボタン外せ!!」

「んっ、んー!」

ーバチバチバチッ


胸元のボタンがいくらか飛んだ。

そこから、私の下着が露になる。